(^^)/ はろはろ。
SankeiBizの4/26の記事で、「インドネシアのおもちゃ市場、早期参入好機 先駆けレゴは広く浸透」と題して、レゴの早期進出成功に触れています。
「ジャカルタトイ&コミックスフェア2012」での最大ブースがレゴだったことから、提灯記事ではなく、ある程度の実績があるようです。
### 以下、記事の一部を引用 ###
急速な経済成長のさなかにあるインドネシアの首都ジャカルタ。拡大する中間層の触手はテレビやオートバイなどの消費財のほか、おもちゃにも伸びつつある。
ジャカルタで開かれたおもちゃ見本市「ジャカルタトイ&コミックスフェア2012」(3月10、11日)は大盛況だった。この見本市はサブカルチャー愛好家の交流の場でもあり、コスプレ愛好者から家族連れまで過去最高の1万8000人(主催者発表)が訪れ、4000平方メートルの会場が足の踏み場もないほど混雑した。200企業・団体が出展。05年の初回が出展者50団体、来場者約5000人だったことを思えば、規模が格段に拡大した。会場で売られた商品は、2万ルピア(約180円)の小型おもちゃから1000万ルピアのコレクター向けの精巧なフィギュアまでと幅広く、さまざまな年齢層の来場者の目を引いた。
■ 低価格帯にもニーズ
イベント統括者のリザ・サチャグラハさんは「イベントの認知度が高まり、おもちゃを買う層も拡大し、毎年、来場者が増えている」と説明する。
国内外のおもちゃメーカーが出展する中で、デンマークのレゴが一番大きなスペースをとっていた。レゴはインドネシアでもブランドが広く浸透し、華人を中心とした裕福な身なりの親子連れが競うように買い上げていく。レゴの販売代理店「alj・トレーディング・インドネシア」のヤユク・ブディ・アルシ広報担当は「インドネシアでは顧客の9割が男の子だが、今後は女の子の比率を増やし、裾野を広げたい」と語る。
(中略)
ただ、ガンダムのプラモデル専門店「ホワイトベース」のロビー・ウンバラ店長は、おもちゃ市場は黎明(れいめい)期との見方をしている。「利幅の大きい高価なおもちゃを買う収入のある人はまだ多くない。小売店の販売も、こういった見本市がなければ客をつかまえにくいのが実情だ」(同店長)
インドネシアのおもちゃ市場はこれから開花期を迎えるだけに、日本メーカーなどは早期参入のチャンスだろう。
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